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22号のエッセー『石渡先生は今何処』について

 これは実話です。もう何十年も以前のことなのに、まるで昨日のことのように鮮度衰えず私の脳裏に蘇ってくる思い出なのです。小学校の四年生という多感な時期であったから余計なのかもしれませんが、この事実は私にとって生涯忘れられない記憶の大きな断片です。

 石渡先生との出来事を思い出すのに全く時間はかかりませんでした。すらすらと書き進めてゆけたのです。極端に言えば一週間前に起こった出来事でも人はとるに足らないと思うと、すぐに自分の記憶から削除し、ごみ箱に入れてしまいます。実は、教師であった母と私のやり取りも書いたのですが、推敲中にその部分をばっさりと切りました。私、母、石渡先生の三者が出てくると、テーマが薄まるような気がしたからです。今回も文章量の判断の難しさを知りました。ともあれ、誰にでもある忘れられない記憶、それが書きたかったのです。

(石渡)

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