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只今、構想中

 21号のクラシック日本映画選に掲載する映画評は、以前から書きたいと思っていた山中貞雄監督になる予定です。

 まずは時代背景として山中監督に影響を与えた同時代のジュリアン・デュヴィヴィエ監督『望郷(Pe pe lemoko)』とフランク・キャプラ監督『或る夜の出来事』あたりを再見しながら、論文の端緒にしようかと企んでいます。

 構想の着火点は、山中監督の作風に対するイージーな批評が罷り通っている点に対する不満です。彼は「山中の作品は、ちょんまげをつけた小津映画だ」というコメントを発信しています。彼は著名な映画批評家なので、よけいにたちが悪いのです。いづれの監督も庶民生活を描いているし、カメラの位置が低いローアングルで撮られているという近視眼的な思い込みによるものだと思っています。とくに映像作法はむしろ、対極にあると思っています。それについても力点を置きながら論を進めていくつもりです。

(H.I)

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